ミッション策定で社員の行動の質が変わる!

こんにちは、仲光です。
経営理念はミッションとビジョンとバリューの3要素から成り立っており、ミッションには「社会的使命、存在意義」という意味合いがあります。
つい先日、障がいのあるお子さんを持つ親御さんの団体のミッション策定をお手伝いしました。
その団体は理事が4名いるのですが、こんな感想をいただきました。
「団体をやっていくうえで大事にしていることは何となくあったが、改めて文章にしてみると、お互いに共通認識が明確になってスッキリした」
「4人で一緒にミッションを作る過程で、誰がどんなことを考えているかよくわかった」
「代表理事として色々なところで講演する際、これまでは自分一人の思いを語っていたが、これからは皆の共通の思いを伝えることができそうだ」

ミッション策定を通じて想いや考えを言語化することは非常に大切だと、私は考えています。なぜなら、今後団体が活動していくうえで、全員にとっての行動の判断軸となるからです。
もしかすると、今までは4人の理事が集まって活動しても、1+1+1+1=4のパワーしか生まれなかったかもしれません。でも、ミッションが明確になると思考面と感情面が整って、4を超えるパワーを発揮できるようになります

これを会社の例で例えてみましょう。
例えば、ある会社の入口にゴミが落ちていて、社長が若手社員に「拾っておいて」と命じるとします。若手社員は「わかりました」といってゴミを拾うでしょうが、会社にミッションがない場合は、ゴミを拾う以上のことはしないかもしれません。

一方で、会社にミッションがある場合はどうなるでしょうか。若手社員はなぜ会社の入口をきれいにするのか、本質的な意味がわかるようになります。お客様に最高のおもてなしをするためなのかもしれませんし、仕事にミスを出さないようにあらゆる場面で整理整頓を心掛けるのかもしれません。
そうすると、ゴミ拾いだけに止まらず、鏡をみがく、植栽を整えるなど、会社全体に配慮が行き届くようになるのです。

今回ご支援した団体も、これまで以上に行動の質が高まるだろうなという予感がします!

ちなみに、今回ご支援した団体は理事4名と共にミッションを考えましたが、私はふだん経営者さんと1対1でミッションを作ることが多いです。今回は人数が多いので、効率的に終わらせるためにある工夫をしました。
それは、あらかじめ4人に宿題を出して個別に考えてきてもらうというものです。
宿題の内容の例は、

・団体が関わるステークホルダーを書き出してもらう(行政、団体会員、地域社会など)
・自分たちの団体を、今後どのようにしていきたいか?(未来の質問)
・この団体を作ろうと思った理由は?(過去の質問)
・活動するときに大切にしていることは?(現在の質問)
・それが各ステークホルダーにもたらす利益とは?

あらかじめ個人ワークを終えた状態でミーティングに臨むと効率的に進めることができます。今回も4時間程度で終えることができました。

ミッションを策定すれば、メンバーの行動の質が変わります。これからも、多くの会社のミッションづくりを支援していきたいです。

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