私が中小企業診断士になろうと思ったきっかけ 〜被災地訪問が重要な転機に〜

こんにちは、仲光です。
経営者さんがコンサルタントにお仕事を依頼するとき、
「このコンサルタントはどのような人なんだろう?」
「どんな想いと熱意を持って仕事をしているのだろう?」
といったように、コンサルタント自身について知りたいと思うことはありませんか?
会社の経営を支援してもらうのですから、コンサルタントがどんな人か、わかっておいたほうが安心ですよね。
そこでこのブログでは、今回から私が中小企業診断士の資格を取って、経営コンサルタントになるに至った背景についてお話ししてみたいと思います。

私は1977年に大分県で生まれ、福岡県の北九州市小倉で幼少期を過ごしました。
子どものころは勉強そっちのけで、サッカーばかりやっていました。小学5年生のとき、あまりにも勉強から離れていたせいか、逆に「勉強ってどういうものだろう?」と興味が出て、自分から塾に通うようになった。そんな子供でした。
小学校では児童会副会長をやったり、中学校では生徒会長もやったりして、人の前に立つことが割と多い子供時代だったと思います。
高校時代は文系で、特に好きだった科目は歴史でした。将来はどんな職業につきたいか、このころはしっかりと決まっておらず、大学に入るための受験勉強を頑張っていました。

そのころ、のちに人生を変えることになる「中小企業診断士」という資格との出会いが訪れたのです。
当時、大学受験のために進研ゼミをやっていたのですが、その冊子の中に「士業特集」が載っていました。弁護士、税理士、公認会計士などが並んでいる中で、最後の方に小さく「中小企業診断士」が載っていました。なぜか気になって読んでみると、どうやら経営コンサルタントの国家資格であるらしいとわかりました。

私が高校生だったころは、サラリーマンはかっこ悪い、独立して活躍することがクールだという風潮がありました。そこで私は父親に「サラリーマンになってもかっこよくない」ということを言ったのです。
すると父親は「サラリーマンだって頑張れば会社の経営に関われるようになるんだ」と言ったのですね。そのときに、なぜか「経営」というキーワードが強く頭に残ったのです。

このようなわけで高校生の私は、中小企業の「経営」を支援できる中小企業診断士に強く興味を持つようになりました。

大学受験は同志社大学に合格し、京都での新生活がスタートしました。すぐに京都にあった資格学校で中小企業診断士の勉強を始めましたが、当時の中小企業診断士は20代の若者がとるような資格ではなく、定年まで働いた人のネクストキャリア的な位置づけでした。自分には合わないと感じ、資格勉強からもフェードアウト。
いったんは断念したものの、そのあともずっと中小企業診断士のことが頭の片隅にあり、何回かチャレンジしてはあきらめることを繰り返していました。

転機が訪れたのは38歳の時。東日本大震災が起きてから3年経った後です。東北の被災地に対して私も何か力になれることはないかと考えていたところ、知り合いの女性が被災地に移住し、NPO法人として子供たちに勉強を教えていると聞き、私も現地に赴きました。
被災地ではいろいろなところを回って、いろいろな人の話を聴きました。皆さん大変な経験をして、3年経った今でも苦しみ、困っている。そのような中でも、地域を復興させていこう、前向きに進んでいこうという機運を感じました。

その時に「何とかして被災地の人たちの力になりたい。困っている中小企業も多いはずだ。ずっと憧れていた中小企業診断士になれば、自分なりに貢献できるのではないか」と強く感じました。

被災地の中小企業のお役に立ちたい――。今までは漠然と憧れていた中小企業診断士という資格でしたが、私にとって目指す目的が明確になったのです。そこから必死で勉強し、40歳で中小企業診断士の資格を取ることができました。

今でも、38歳のこの経験をたびたび思い出します。私にとって「何のために中小企業のコンサルティングをやっているのか」に立ち戻れる、大事な原点となっています。

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