経営理念を作ると業績が上がるカラクリとは?
こんにちは、仲光です。
私は経営理念の策定と浸透をサポートしていますが、それを周りの人に話すと
「経営理念が大事なのはわかるけど、本当に売上アップにつながるの?」
と、疑問を持たれることがとても多いです。
これを読んでいるあなたも疑問に思うかもしれませんね。
ちょっと思い出してみて下さい。
あなたは過去に何かに夢中になって取り組んで、成果を手に入れたことはありますか?
例えば、学生時代の部活やサークル、運動会、文化祭など。
成果を手に入れた体験を振り返ってみてください。きっと、毎日練習するなど、必ず何か行動をとっていたはずです。そして行動の背景には、「仲間と一緒に頑張りたい」とか「絶対に負けたくない」など、感情や想いが伴っていたはずです。
このように本当に成果を出したいと思うなら、行動だけではなくて、そこに感情や想いを乗せることが大事なのです。
経営理念とは、「仕事をするうえで本当に大事にしたいこと」を、伝わるレベルで言葉にしたもの。
社員を巻き込んで経営理念を作ることで、全社員にとって自分ごととなり、想いが言葉になっていきます。すると、例えば「うちの製品で笑顔になる人を増やしたい!」といった感情や想いが、日々の仕事に乗ってくる。すると、自ずと成果につながってくるのです。
経営理念には、行動を成果につなげる大事な役割があります。それは、あなたが過去に体験したように、行動に感情や想いを吹き込むことができるからです。
ぜひ想いを乗せて、経営理念を作ってみてくださいね。