経営理念策定コンサルの醍醐味とは?

こんにちは、仲光です。
今回は前回に引き続き、「経営コンサルタントをやっていてよかった!」と喜びを感じる出来事についてお話ししてみたいと思います。

私の主軸商品に、会社の経営理念策定コンサルティングがありますが、これは本当にやりがいのある仕事です。経営者さんが伝えたいこと、大事だと思っていること、会社を作るに至った熱い想いをしっかりとヒアリングしていき、それを経営理念として誰が聞いても伝わるレベルまで言語化していきます。
一番記憶に残っているのが、出来上がった経営理念の文章を読んだ社長さんが「この文章のどこを切り取っても自分の思いが全てに詰まっています!」と感激してくれたことです。これは私も嬉しくて、経営理念策定コンサルをやっていて良かったと心から思いました。

実は、経営理念は作っていくプロセスが非常に大切です。私はコンサルタントとして、社長さんの想いを言語化しながら、「この言葉でしっくりきますか?言いたいことがちゃんと表現されていますか?」と何度も何度も問いかけます。たくさん問われる中で、社長さんは自分自身の内面を深堀しながら研ぎ澄ませていきます。すると、自分の大切な想いがしっかりと根を下ろし、強固な基盤ができていきます。
さらに、経営理念は文章として出来上がったあとも大きな効果を発揮していきます。文章が決まると、社長さんは経営理念の言葉を様々な場面で何度も口に出すことになります。社員に説明するとき、外部の人と話すとき、ホームページやパンフレットで宣伝するときなど、同じ言葉を繰り返すことで、経営理念が社長自身にしっかりとしみ込んでいきますし、会社のブランディングにもつながっていきます。

私が喜びを感じるのは、会社の経営理念ができたことよりも、社長さんのトップクラスの困りごとを解決できたことなのだと思います。私に経営理念策定コンサルを依頼してくださった社長さんは、困りごとの上位に「経営理念を作らなくてはならないが、どうすればいいかわからない」という課題があるのだと思います。その課題を一緒に解決すれば、社長さんの目の前のハードルが崩れて、思いっきりアクセルを踏める状態になることでしょう。
経営理念をしっかり作れば、社長さんも会社も未来に向かってどんどん前進できるようになりますので、これからの会社の未来が楽しみだなぁとしみじみ思います。できれば継続的に関わって、会社が変わっていく様子を近くで見ていたいですね。

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