相手と信頼関係を築くために、経営者がやるべきことは?

こんにちは、仲光です。
経営者は毎日人と接する機会が多いものです。その中で、お客様や従業員、取引先など、たくさんの人と信頼関係を築く必要がありますよね。そこで今回は、相手と信頼関係を築きやすくするためのお役立ち情報をお届けしたいと思います。

相手の優位な感覚を使って会話する

私はNLP(神経言語プログラミング)という心理学の講座を運営していますが、NLPでは相手との信頼関係を効果的に築くスキルとして、「相手が優位な感覚を推測して、自分も相手と同じ感覚を使いながら会話する」というワザがあります。

感覚とは、視覚・聴覚・体感覚の3つを指します。人によって、会話するときや考える時によく使う感覚が異なります。例えば、視覚をよく使いながら会話する人は「見える」「明るい・暗い」など視覚に関係している表現を使う傾向があります。また、聴覚優位の人は「聞こえる」などの表現が多くなりますし、体感覚優位の人は「感じる」などの表現が多くなります。

私自身は視覚優位のため、イメージやビジュアルで会話したり考えたりすることが得意です。そのため視覚優位の人が相手だと、ごく自然に話を合わせることができて信頼関係もすぐに築くことができますが、聴覚や体感覚が優位の人が相手の場合は、意識して言葉の使い方やちょっとした仕草を合わせるようにしています。

感覚の幅を広げると信頼関係が築きやすくなる

私は日々多くの経営者さんや従業員の方々と接しているため、「どのような相手に対してもすぐに信頼関係を築くことができるようになりたい」と思い、最近は自分の感覚の幅を広げることにチャレンジしています。

例えば、聴覚を鍛えるためにAudible(音声コンテンツ配信アプリ)で小説を耳から聴くようにしたり、体感覚を鍛えるために美術館に出かけたりしています。すると、聴覚や体感覚が鍛えられるのはもちろんのこと、じわじわと自分の器が広がる感覚を味わえるようになってきました。
もともと読書と言えばビジネス書しか読まないタイプでしたが、小説を聴くようになったことで「こんな面白い表現があるんだ!」など新たな発見がありました。言葉の引き出しが増えるような感覚です。普段私は会社の理念づくりをお手伝いすることが多いのですが、理念で使う言葉の幅がぐっと広がりました。
また、これまではほとんど美術館に出かけることはありませんでしたが、美術館でいろいろな作品を自由に味わうことで、論理的ではない感覚的な世界を楽しめるようになりました。

このように自分にいろいろな体験をさせてあげるうちに、いつの間にかどのような相手とも信頼関係を築きやすくなってきました。さまざまな感覚を味わううちに自分の器が広がり、頭で考えることなく感覚的に相手の世界に合わせることができるようになったのだと思います。

経営者こそ新しい体験にチャレンジを

経営者は毎日たくさんの相手と接するものです。自分の枠を超えて、普段はしないような新しい体験をすることで、五感を豊かにすることができます。読書や芸術に触れることは、単に話のネタを増やすだけではなく、相手と信頼関係をすんなり築くために役立つ効果があります。
音楽を聴かない人でも、たまにはゆったり音楽を聴いてみたり、絵を見ない人でも、たまには美術館に出かけてみたり……。ゆっくりでもいいので自分の幅を広げていくといいと思います。
読書や芸術の他にも、旅行はおすすめですね。きれいな風景(視覚)、心地よい音(聴覚)、おいしい食事や温泉(体感覚)といったように、五感をフルに鍛えることができます。
経営者こそ新しい体験にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

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