パワフルな目標達成の秘訣! 潜在意識の不安を取り除こう

こんにちは、仲光です。
経営者さんが会社の目標や事業計画をしっかり従業員に説明したはずなのに、なぜか従業員がすんなり動いてくれない、計画がうまく進まない……。こんなことはありませんか?
今回は、会社の目標を達成したいときに経営者さんが必ずやっておきたい「ある秘訣」についてお話ししたいと思います。
その秘訣とは、従業員と一緒に「目標を達成することで失うものは何か?」を洗い出して、その対策をあらかじめ考えるということです。

目標を達成しないことで得ているメリットとは?

会社の目標や事業計画を従業員に説明するとき、「この目標を達成したらどんなメリットがあるのか」ということや、「目標を達成するために、どんな行動をとればいいのか」ということについては、普段からお話ししていると思います。
一方で、人間の心理として「目標を達成するために頑張ったら、仕事の量が増えて忙しくなってしまうのではないか?」といったような、不安や恐れが生まれることがあります。

私が講座を主催しているNLP(神経言語プログラミング)という心理学には、二次利得という考え方があります。二次利得とは「目標を達成しないことで得ているメリット」という意味です。例えば、タバコをやめたいと思っているのに吸ってしまう人の場合、喫煙することでリラックス効果が得られていたり、喫煙室でのコミュニケーションで関係性が向上するといったメリットを感じているのかもしれません。この場合、タバコをやめたいと願っているにもかかわらず、タバコをやめることで失うメリットを手放したくないために、潜在意識でブレーキがかかっている状態なのです。
このときに重要なのが、まずは「タバコを吸うことで、どんなメリットを得ているのか?」を明確にすること。次に、「タバコをやめたとしても、そのメリットを別の手段で得るにはどのようにすればよいか?」ということを考えることです。

潜在意識の不安や恐れを取り除こう

これを会社の目標達成に応用してみましょう。目標も事業計画もしっかり説明したはずなのに従業員がすんなり動いてくれないときは、潜在意識で「目標を達成したら忙しくなるのではないか?」「忙しくなって仕事のミスが増えるのではないか?」「残業や休日出勤が増えるのではないか?」などの不安や恐れを抱えていることがあります。

ですから、経営者さんが全社に目標を浸透させたいときに、あえて「会社が目標を達成することで、現状がどのように悪化しそうか?、どのようなメリットを失いそうか?」と従業員に問いかけ、率直な意見をもらうと良いと思います。不安や恐れを見える化したら、「目標達成しても、現状のメリットを維持するためにはどうすればいいか」と、具体的な対策を講じると良いでしょう。例えば、「売上が増えてもしっかり休みを取るためには?」といった対策を考えていくのです。
そうすれば、生産性の向上につながりながら、従業員の潜在意識にある不安や恐れが取り除かれ、すっきりと目標に向かって行動することができます。

人が目標を達成しようとするとき、潜在意識のブレーキの力は意外と強いものです。従業員の心のブレーキを取り除き、パワフルな目標達成を目指しましょう。

 

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